ガラスが汚れる理由と種類

自動車を運転する上で、視界のクリアな状態というのは安全運転の要になります。
フロントガラスが汚れていては、安全運転の妨げになります。

ウロコ状の水垢があれば視界は悪く、油膜が酷くギラついていては雨天時の安全性も下がり、砂埃が付着したままであれば傷がつく原因になります。

また、車外ばかりが汚れるわけではありません。
クシャミで飛沫した唾液、タバコのヤニ、埃などの付着は車内の汚れになります。

これらの汚れをしっかりと掃除しておくことは、あなたや同乗者、周囲の自動車に対する安全を約束するものにつながります。
その掃除方法を少し考えてみましょう。

外側のフロントガラスの掃除方法

新車購入時に撥水剤やガラスコーティングを施工されている場合、軽く水洗いするだけで汚れを綺麗に取り除くことができます。
しかし、根こそぎ油膜まで取り切れるものではありません。
カーシャンプーでしっかりと洗車したからといっても、やはり油膜が残ってしまい再度油膜取りでガラスの処理をするようになります。

油膜取りの多くは、溶剤をガラスに擦り付けて油膜を溶かし除去するものです。
そのため、予めフロントガラスの砂や埃を取り去っておかなければ傷を作る原因となってしまいます。
同じような使い方となりますが、濡れた新聞紙にも油膜を取り去る効果があります。
新聞紙が油分を吸い取りつつ、インクの成分が水分を弾くように作用してくれるので一石二鳥で簡易的なガラスコーティングを期待することができます。

そして、砂や埃を洗い流すと同時に油膜を溶かす効果があるのがウーロン茶です。
冷めたウーロン茶でフロントガラスを洗い流すと、面白いほどよく油膜が取れます。
自宅で煮出した場合、茶葉の入ったティーパックで擦るとより効果的に油膜取りが可能です。
ウーロン茶は上手く油膜は落とせるのですが、茶渋がフロントガラスに残ってしまうので必ず流水で洗い流してください。
茶渋が残ったまま日光により乾いてしまうと、フロントガラスの熱によって茶渋が焼き付いてしまい取りづらい汚れのもととなってしまいます。
ウーロン茶で油膜取りをした際には、間違いなく確実に流水でフロントガラスに残っているウーロン茶のしずくを洗い流しておきましょう。

ガラスについた線傷は、ガラスコンパウンドで対処します。
一点を集中的に施工してしまうと、ガラス自体に凹みができてしまうので大きく全体的にコンパウンドを使用するようにしましょう。
ガラスコンパウンドを購入すると、同梱されているスポンジで施工するように説明書きがあります。
しかし、スポンジで施工しているとコンパウンドがスポンジの中に吸い込まれていってしまうので、サランラップなどでコンパウンドがスポンジの中へと侵入することを防いで施工することをオススメ致します。

そして、最終的にしっかりと水滴を取り去ることで水垢を防ぎます。
洗車用セームやマイクロファイバーのタオルなどで水滴を取り去ろうとしても、細かな水滴が必ず残ってしまいます。
ハンディワイパーで大まかな水滴を流してしまい、洗車用セームやマイクロファイバーのタオルなどを押え付けるように残った水滴を取り去ることで完全に水滴をなくすようにしましょう。

内側のフロントガラスの掃除方法

フロントガラスの内側の汚れは、かなりスペース的な悪条件を踏まえて対策しなければなりません。

汚れを落とすために濡れ拭きをすると、ルームミラーがとても邪魔な位置に配置されていて、すんなり拭き掃除ができません。
何より、綺麗に拭き上げたつもりでもタオルの繊維や付着した埃が固まってしまい視界の妨げになってしまうこともあるのです。

フロントガラスの内側は、まず埃取りをしてから行いましょう。
エアーブローではマシン油が付着してしまうので、静電気ブラシや乾拭きで埃を払います。

払い終わったら中性洗剤を染み込ませたタオルなどで濡れ拭きし、タバコのヤニや汚れを徹底的に落とします。
この際、繊維の付着のないように不織布やセームを使用することをオススメ致します。

洗剤が付着したままでは埃の蓄積を誘発してしまうため、しっかりと水を絞って再度濡れ拭きをしておきましょう。

最終的に乾拭きをして終了なのですが、その際にも繊維片が残らない素材の物を使用しましょう。

フロントガラスに付着する汚れの種類

フロントガラスの汚れの代表といえば砂や埃の付着ですが、その中でも黄砂花粉は季節的にやってくる厄介な汚れです。
屋外駐車場に数時間駐車していただけでも降り積もっているなんてことさえあるほどです。

晴れている日であれば乾いているので払い落とすことも難しくありませんが、一旦濡れてしまうとフロントガラスに張り付いてしまい、ワイパーにも付着するので水捌けが悪くなってしまいます。

走行中であれば已む無くワイパーとウォッシャー液で対処するほかありませんが、できれば濡れ拭きして拭い去る方が綺麗に汚れを取り去ることができます。

できるだけ黄砂や花粉の付着を防ぐためには、フロントガラス表面の凹凸を極力なくし付着せずに転がり落ちるようにしなければなりません。
かといって、その凹凸は視認できるレベルのものではありませんので、とりあえず対処するという認識で良いでしょう。

フロントガラス表面には、雨や空気中に含まれる油分の付着が必ずあります。
油分は黄砂や花粉を付着させる元になりますので、油膜落としでしっかりと取り除きましょう。
油膜が取り除けたら、今度はコーティングです。
サッと塗り広げるだけのガラスコーティング剤は、確かに雨天時のクリアな視界には役立つのですが、どうしても塗りムラが発生します。
塗り広げるだけで完了という説明書きがあったとしても、ガラスコーティング剤を塗布した後にしっかりと乾拭きをして塗りムラを滑らかにするように塗り込めておきましょう。
目で見ても分からないですが、確実に表面の凹凸は少なくなり黄砂や花粉の付着を許さなくなります。

次へ

事故で傷が!?バンパーは自分で直せる?交換は必要?修理方法と費用