季節を問わず、車のトラブルで一番多いのがバッテリーによるトラブル!!
車についているバッテリーは、エンジンがかかっていることで発電しますが、発電量に対して使用する電気が多くなることが続くとバッテリーは蓄電したものがなくなりバッテリー上がりが起きやすくなります。

このように発電がない状況で電気を使用し続けると、バッテリーは上がります。
バッテリーは車の電気・電子部品や製品を動かすだけではなく車のエンジンをかけるときにも使用するため、バッテリーが上がってしまうと全く何もできなくなってしまいます。

そこでもしもの時に備えバッテリー上がり発生時の対処方法やアフターケアーを紹介いたします。

バッテリー上がりの原因とは?

バッテリーが上がってしまう原因は下記の原因が考えられます。

  • 一日に何回もセルモーターを回している。
  • 車の指定基準サイズのバッテリーよりも小さいサイズを装着している。
  • 常に都心など、渋滞している道路を走行している。
  • エアコンやオーディオやライトなど使用する電気が大きいものを使用し続ける。
  • 夏季の高温時や冬季の低温時などに使い続けるなど。
  • 車を乗るときに近い街までの買い物だけ等、一度の走行で距離が少ない。
  • 長いこと放置し、バッテリー自体が劣化し電気が通らない状態になる。

以上の7つのことが原因とされることがほとんどです。

大きくは電気・電子・電装品による電気の使い過ぎによる消費と、自然に放電されてしまう放電によることが原因と考えられます。

バッテリー上がりの原因の予防・対処策

バッテリー上がりはバッテリーの内部にある電気を過剰に使用することや、電気を充電できないような走行などが主に原因というのがほとんどですが、実際にどれくらい電気・電子・電装品を使わなければよいのか、どのくらいの時間、車を放置しているとバッテリーが上がるのか知っていますか?

車の電気・電子・電装品の消費電量ランキングTOP5

  1. エアコン
  2. ブレーキランプ
  3. リアガラスの曇り止め(リアデフォッガー)
  4. ヘッドライト
  5. ワイパー

以上の5つなのですが主にエアコンの使い過ぎやライトをつけたままにするなどが原因とされています。

基本的にはエアコンを使用し続ける時間が10時間位、ヘッドライトなどのライト類では3~5時間位、つけたままにするとバッテリーが上がってしまいます。
車を駐車場に置きっぱなしで急に遠距離走行しなくてはならなくなった時に起こることや、自然に電気が放出される自然放電によるバッテリー上がりです。

エンジンを切った後、バッテリーがフル充電の状態から全ての電気が無くなる完全放電の状態、つまりバッテリー上がりの状態になるまでに3カ月かかると言われています。
一般的にバッテリー上がりの時間は、バッテリー本体の状態や使用状況により変わりますが、寿命は3年から4年とされています。日頃からバッテリー液のチェックなど、こまめな点検をすることが一番の予防と言えます。

バッテリー上がりかどうか確認する

エンジンをかけようとしてもかからない場合ガス欠という可能性もありますので下記の事を確認してみましょう。

  • ガソリンメーターでガソリンの残量を確認
  • キーを回しメーターパネルのランプの点灯を確認する
  • キーを回してもセルモーターが全く回らない

いざバッテリー上がりの時の対処法

有料サービスのロードサービス、加入保険のロードサービスなどに連絡をする

ロードサービスや加入保険による緊急対応してくれるところに連絡を入れ、救援をしてもらうのが、手っ取り早いのですが、その分お金はかかります。
さらに、都心から離れている場所にいる時や、その時の状況次第では何時間もかかることもありますし、高額になることもあります。
ロードサービスの公式サイトによりますと、作業料込みで12000円位かかるそうです。さらに夜間の場合は、2割増しになるそうで、15000円位かかってしまいます。

別の車を使ってブースターケーブルによるジャンピング

ブースターケーブルによる接続手順

  1. ブースターケーブルの赤の端子をバッテリー上がり側のプラス端子(赤)に取り付ける
  2. もう一方の赤の端子を別の車のプラス端子(赤)に取り付ける
  3. ブースターケーブルの黒の端子を別の車のマイナス端子(黒)に取り付ける
  4. もう一方の黒の端子をバッテリー上がり側のマイナス端子(黒)に取り付ける
  5. ブースーターケーブル接続後、別の車のエンジンをかける(その際アクセルを少しふかす)
  6. しばらくそのままに充電をする(目安時間として10分ほどはつなげておく)
  7. バッテリーが上がっている車のエンジンをかける

エンジンがかかったらブースターケーブルを取り付けた手順で取り外しますが、その際注意しなければいけないことがあります。
ブースターケーブルを取り外した際、外したケーブルの端子を車のボディーには絶対に触れないようする。車のボディーに触れたとたんに、車のボディーがマイナス端子の代わりのアースになり、電気を通してしまいショートしてしまいます。

バッテリー本体の交換手順

  1. バッテリー本体を固定しているステイを取り外す
  2. 黒い端子のマイナス側を取り外す(外した端子がボディーに触れないようにする)
  3. 赤い端子のプラス側を取り外す(外す際、バッテリーの端子に触れると火花が飛ぶので注意)
  4. バッテリー本体を車体から外し新しいバッテリー本体を同じ位置に置く
  5. ステイにてバッテリー本体を固定する
  6. 赤い端子のプラス側を取り付ける
  7. 黒い端子のマイナス側を取り付ける(取り付ける際にボディーには触れさせないようにする)

交換作業自体はそこまで難しくはありませんが、バッテリー本体は意外と重くその上、スパナやレンチなどの工具が必要になりますし古いバッテリーは普通のゴミとしては捨てられず産業廃棄物扱いになるため処分が大変ですし、処分費用等も掛かります。
バッテリー本体の価格も大きさによってはかなり高い金額になります。

バッテリー上がりから復活した後

バッテリーが動き出しエンジンが再始動した場合しばらくはエンジンを切らずかけたままエアコンや、オーディオなどの電力消費が多いものは使用せず車を最低でも一時間は走行した方がよいです。
ジャンピングによるエンジン再始動後、走行後、エンジンを切って再びかけようとしてもかからない場合は、オルタネーターというバッテリーに発電をする電気を送る部品の故障の可能性がありバッテリー本体が、劣化していて本体の寿命の場合もあります。

バッテリーの寿命と交換時期の目安

バッテリーの使用環境や使用状況により寿命は変動しますが、およそ2年から3年、または、2万キロから3万キロ走行したら交換時期とされています。
バッテリー本体の寿命、もしくはバッテリー本体の劣化が進むと以下の症状が出始めます。

  • エンジン始動時、セルモーターを回すが、なかなかエンジンがかからない
  • 走行する際、ライト類が暗くなる
  • クラクションの音が小さくなる
  • パワーウィンドーの開閉の動作が遅くなる

上記のような症状が出始めます。
このような症状で始めたらバッテリー上がりが起きる可能性が高いです。

こまめな点検や日頃から車に乗り充電をするなど、バッテリー上がりが起きる原因を未然に防ぐように予防していくことが大切です。
また長期間、車を走らせることやエンジンをかけない状況があるときは、バッテリー本体に接続してある黒い端子のマイナス端子を外しておくことでバッテリーの自然放電を多少防ぐことができます。

バッテリーは自動車に使われている、電気・電子・電装部品に電気を供給するだけでなく、エンジンやブレーキ関係、それ以外にも様々な部品の電子制御を行っており自動車はバッテリーなしでは、自動車を動かすことはできません。
そのため、日頃からこまめな点検が必要になってくるのです。

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