効果的なのはラッピング
最も効果的なのがフロントガラスをラッピングしてしまうことです。
夜間空気にさらされて水分が付着することでフロントガラスは凍結します。
密着性の高いものでフロントガラスをラッピングしてしまうと、驚くほど凍結の頻度や範囲が減ることがわかるはずです。
ラッピングといっても、100%密着させなければならないわけではありません。
毛布やビニールシートなどをかけてしまうだけでも効果があります。
部分的な凍結であれば、スクレーパーで軽く掻き落とすだけでクリアな視界が確保できます。
いちいちラッピングすることは手間ではありますが、乗り出すまでの手間を考えれば決して面倒な手間ではないといえるでしょう。
ラッピングに使用するものの厚みには特に指定がありません。
要は空気を、水分を遮断することができれば良いのです。
サランラップのような極薄の密着性の高いものでも充分な効果があるのです。
しかし、密着性が高くてもゴムシートではあまり効果がないこともお伝えしておきます。
ゴムシート自体に含まれる水分がフロントガラスに引き寄せられてしまい、下手をするとゴムシート自体が張り付いてしまいます。
理想は、隙間のない密着性の高いナイロンシートでフロントガラスを包んでしまうことです。
ビニールハウスのように自動車全体を包んでしまうと、停車後のエンジンの熱により水分がフロントガラスに付着してしまうため、放射冷却により凍結してしまう恐れがあります。
あくまでもフロントガラスのみを保護するようにラッピングすることを忘れないでください。
ページ: 12
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。